今あらゆるビジネスシーンで注目されている技術RPA。RPAとは「Robotic Process Automation」の略語で、これまでヒトがPC上で行っていた一連の事務作業を自動化できる「ソフトウェアロボット」のことです。例えば、
・商品情報を基幹システムの商品登録マスタに「コピー&ペースト」して転記する作業
・発注書の内容を手入力でEDI(電子データ交換)システムに入力する作業
こういった定型的で反復性の高い作業はRPAの得意とするところで大きな効果が発揮できます。
DWH
DWHとは「Data Ware House(データ・ウェア・ハウス)」の略で、データの倉庫という意味です。活用したいデータベースをそれぞれのツールから抜き出し、時系列ごとにデータを蓄積します。DWHの登場まで、データ保存は非常にコストが掛かるもので、不要なデータは随時削除せざるを得ませんでした。しかしDWHを利用することによって、データを時系列で、サブジェクト(内容)別に分類し、重複を統合しながら、更新することなく大量に保管することができるようになりました。DWHによって、中小企業でも、容易にデータの保管や活用の基礎を築くことができるようになったのです。